CS4でフレームラベルエラー

flaファイルの受け渡しが必要になり先方に送信したところ、下記のエラーが出て動かないとの連絡があった。CS4/Flash Player10/Actionscript3で作成、

ArgumentError: Error #2109: フレームラベル f_intro がシーン s_intro で見つかりません。
at flash.display::MovieClip/gotoAndPlay()
at iwd_fla::MainTimeline/frame5()

もちろん動作確認しているので、フレームラベルもシーンも間違っていない。こちらでは問題なく動作するので、いろいろ調べてみたらバージョンの問題でした。こちらは10.0.2、先方はインストールしたてで10.0.0。アップデータを当てて解決。
しかしまさかgotoAndPlay()で問題が起こるとは思わなかった。flaファイルをやりとりするような作業も久しぶりなので…。
アップデートの内容については、本家アドビのFlashサポートサイトからもリンクが貼られている 野中さんの翻訳を参照。下記です。

フィルタの値を加算する

フィルタをいじっていて、加算するときはどうするのかと疑問が。例えば0〜30までblurをかけるときは、数値(下記の場合はval_x, val_y)を可変にして・・・

var filter:flash.filters.BlurFilter = new flash.filters.BlurFilter();
filter.blurX = val_x;
filter.blurY = val_y;
filter.quality = 1;
mc.filters = [filter];

を繰り返せばいいのだけれど、既に設定されているblurに対して加算する場合はどうするか?それに・・・

mc.filters = [filter];

だとblur以外のフィルタが設定されていた場合は消えてしまうわけだし。で、考えてみた関数がコレ。

//ぼかし処理(加算)
function xAddFilter_blur(mc:MovieClip,val_x:Number,val_y:Number):void {
var array_filter:Array = mc.filters;
var exist_blur:Boolean = false;
var filter:flash.filters.BlurFilter;

for (var i:int = 0; i<array_filter.length; i++) {
var wObj_filter:Object = array_filter[i];
if (wObj_filter is BlurFilter) {
exist_blur = true;
var current_blur:Number = isNaN(wObj_filter.blurX) ? 0:wObj_filter.blurX;
filter = new flash.filters.BlurFilter();
filter.blurX = current_blur + val_x;
filter.blurY = current_blur + val_y;
filter.quality = 1;

array_filter.splice(i,1);
array_filter.push(filter);
mc.filters = array_filter;

break;
}
}

if (! exist_blur) {
filter = new flash.filters.BlurFilter();
filter.blurX = current_blur + val_x;
filter.blurY = current_blur + val_y;
filter.quality = 1;

array_filter.push(filter);
mc.filters = array_filter;
}
}

mc.filtersの中にあるフィルタの種類をどうやって判断するのかな〜と考えていたら、is がありましたね。AS2.0なら instaceof。

if (wObj_filter is BlurFilter) {

あとは他のフィルタを上書きしないことと、BlurFilterがない(設定されていない)場合を考慮すればOK。

なんか今更だけど、備忘録として。

PlaneのMaterialに設定したムービークリップを参照する

ひとつ前のポストに関連してるけど、PlaneのMaterialに設定(適用)したムービークリップ(以下、mc)を参照できるかなと(注:targetPlaneはPlaneオブジェクトです)・・・

 trace(“targetPlane”,targetPlane.material);

とやると・・・

targetPlane Texture:s02 lineColor:0 lineAlpha:0

と出てくるので、

 trace(“targetPlane”,targetPlane.material.Texture);

とすると、

1119: 未定義である可能性が高いプロパティ Texture に静的型 org.papervision3d.core.proto:MaterialObject3D の参照を使用してアクセスしています。

とエラーになってしまう。lineColorとlineAlphaは参照できるのに、何で??
いろいろ調べたら、事前にmaterialを配列化しておいて、そこから参照する方法があった。
例)配列に保存

var material:MovieAssetMaterial = new MovieAssetMaterial(name_slide,true,true,false,true);
//後からMovieAssetMaterialのmcを制御するためにリスト化
array_materials.push(material);

例)参照するときには配列から取り出す

for (var i:int = 0;i<array_materials.length;i++) {
var mc:MovieClip = array_materials[i].movie as MovieClip;
mc.content.gotoAndStop(1)
}

一応コレで出来るんだけど、どうして参照が出来ないのかが納得できない。
何か大きな勘違いをしているような気もするけど・・・・。
ちなみに上の方法は下記サイトにて発見。感謝。

MovieAssetMaterialで適用したmcから上の階層への参照

またしてもPapervison3Dネタで。

PlaneのMovieAssetMaterialに適用したムービークリップ(以下、mc)の中に書いたスクリプトで、上の階層を参照しようとしたらnullが返ってきた。materialで使ったmcは、あくまで3Dオブジェクト(Plane)の素材なので、階層からは切り離されているってことなのかしらん。予想としては・・・

Scene3D > DisplayObject3D > Plane > MovieAssetMaterial

みたいになるのではと思っていたんだけど。
仕方がないのでPlaneを生成したときに、そのクラスからrootのオブジェクトを渡しておいて、mcからはそれを使って参照するようにした。抜粋すると、こんな感じ。
例1)Planeを生成するクラス

var name_slide:String = “panel”;

var material:MovieAssetMaterial = new MovieAssetMaterial(name_slide,true,true,false,true);
var mc:MovieClicp = material.movie as MovieClip;
material.xSaveObj_root(obj_root);

例2)MovieAssetMaterialで使用されたmc

var obj_root:Object;
function xSaveObj_root(obj:Object):void {
obj_root = obj;
}

一応これでmc側からrootにアクセスできるようになった。もっと簡単な方法はないのかな?