今日はGAT銀座で「【無料】Xcode 6のSwiftがすごい! みんなそろってiOSアプリ開発再スタート!」というセミナーに行ってきました。講師は大重美幸さん。
話の中で一番大事だと思った言葉は「ネットにあるサンプルの多くは、iOS8やSwift1.0以前が多くて最新版だと動かないものが多い」とのこと。
以下、ざっくりまとめです。ちなみに絶賛Objective-C修行中なので、Swiftは未体験。
・Swiftは.h(ヘッダファイル),.m(実行ファイル)の二つではでなく、.swiftファイル1つで書き出される
・StoryboardはiPad画面が基本で、端末ごとのレイアウト画面はない。Autolayoutで配置し、全ての画面に対応するのが基本。
※Storyboardの画面下部、wAny hAnyと書かれた部分をクリックしてレイアウト切り替え可能。このレイアウトが新設されたSizeクラスと関係するらしい。各端末サイズをconpactWidth,conpactHeight、RegularWidth,RegularHieghtで分類するらしい。
・アシスタントエディタ>Previewで、各機種ごとのレイアウトが確認可能。
・Playground(Swift専用)
左側のように書くと、右側に変数や定数の値が表示されるインタプリタなウィンドウなんだけど、何のためにあるのかは出なかったような?(聞き逃した?)
・変数はvarで定義できる。変数は値を設定するだけの型推論で書けるけれど、値を指定しないで定義するときには型指定が必要。
(例)var price:int
・定数はletで定義できる。定義時に値の代入が必須。
※Swiftは定数letを多用することで処理速度を上げている可能性もあるかも、とのこと。
・switch構文が大幅に変わっているらしい(breakが不要。逆に連続させる場合は、fallthroughを書くなど)
【参考】
・Swiftの列挙型、switch文、網羅性チェックが素晴らしい!(リンクはセミナーで照会されたものではありません)
・タプル(Tuple)について。
【参考】構造体、列挙型、タプル(3/3):初心者のためのSwiftプログラミング入門
(リンクはセミナーで照会されたものではありません)
・レンジ演算子について。
【参考】Swift言語ガイド第2章基本演算子 – 前を向くために Part3
(リンクはセミナーで照会されたものではありません)
・Optional Valueについて。
【参考】Swift の Optional Value を便利だと思った話 – もくもくろぐ
(リンクはセミナーで照会されたものではありません)
だいたいこんな感じでした。資料は山のように用意されたようですが、15分延長も時間足らず…。是非、レジュメアップ希望します。
大重さんのSwift本(iOS8.1+Swift1.1対応)は、12月には出せるんじゃないかとのこと。
以上ざっとですが、覚えている限りのまとめです。参加された方で間違いなどあれば、ご指摘下さい。
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大重さんの本も参考に、先日無事アプリがリリースされました。パチパチ。「アイコン顔カメラ/icon face camera」というiPhoneアプリです。無料なので是非試してみて下さい。